TBS記事盗用問題に関連しフリーランサーへの責任転嫁などの不公正を糾す

2005年07月15日

出版ネッツは出版関連ではたらくフリーランスを中心とした個
人加盟ユニオンです。
以下のとおり声明を発表しましたのでご掲載願えればさいわい
です。
よろしくお願いします。

TBS記事盗用問題に関連し
フリーランサーへの責任転嫁などの不公正を糾す

 報道によれば、TBSの公式ホームページのコラムでスポー
ツ部長が過去5年間に39件の各紙記事を盗用していることが判
明した。当初スポーツ部長は外部委託のフリーライターが執筆
したように装っていた。TBSは盗用した各紙と読者への配慮
から、スポーツ部長の諭旨免職などの処分を発表した(5月23
日)。その後、TBS社長は5月25日の会見で「立場の弱い人
間に押し付けようとするなど、甚だあってはならないこと。報
道機関として一番大切なことが守れず、改めておわびします」
と謝罪している。
 私たちユニオン出版ネットワークは出版界に働くフリーラン
サーを中心とする職能ユニオンで、フリーランサーの権利擁護
と地位向上を掲げて活動している。今回の事件にたいし、私た
ちがとりわけ重視しているのは、スポーツ部長がフリーランサ
ーに責任を転嫁して、自らの地位を守ろうとしたことである。
 報道によると、当のフリーライターは責任をかぶることを受
け入れたといわれている。私たちフリーランサーは立場的に弱
い身分であり、日頃仕事のなかで発注者から一方的な無理難題
を求められて拒否できない事情もある。同様の事件が起きる土
壌は広範に存在しているし、公にならない事件は頻繁に起こっ
ていると思われる。
 私たちは、報道機関はもとより、メディアに関わる人間は人
権尊重の立場をゆるがせにしないことを誠実に貫くこと、およ
び立場を利用して不当な要求をするなどの不公正な関係の改善
を求めるとともに、フリ―ランサーの地位向上と条件改善のた
めに努めていくことを改めて表明する。
 
                            
  2005年7月2日 
ユニオン出版ネットワーク執行委員会

新聞/出版出版ネッツ |2005年07月15日 12:55

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