2005年07月27日
植物系生分解性フィルム「エコロージュ」
PETボトルのラベル用フィルムとして、日本で初めて採用に
三菱樹脂株式会社は、植物由来のプラスチック"ポリ乳酸"を主原料にした植物系生分解性フィルムの事業展開を積極的に進めておりますが、今般、アサヒ飲料株式会社が発売している「アサヒ十六茶 愛知万博※」のPETボトルラベルに、当社の植物系生分解性フィルム「エコロージュ」が採用されました。
植物系生分解性フィルムのラベルを採用したPETボトルは、日本では初めてであり、PETボトルと共に大量に消費されているラベル用フィルムにおいて、環境適性に優れた植物系生分解性フィルムのラベルは、今後も採用の拡大が期待されます。
トウモロコシなどの植物のでんぷんから作られる"ポリ乳酸"は、植物由来のプラスチックとして、化石資源の使用量削減や二酸化炭素排出量抑制に効果があり、各種商品への採用が拡がっています。また本年2月の京都議定書発効や愛知万博においてもポリ乳酸を使った食品容器が採用されるなど、その関心は益々高まっています。
当社は、このポリ乳酸を主原料にした植物系生分解性フィルムの事業展開を積極的に進めており、これまでに乾電池のブリスターパッケージや食品包装袋など様々な商品に採用されています。また一方で、当社は、PETボトルのラベル用フィルムのリーディングカンパニーとして、石化原料であるポリスチレン、PETなどを原料に使用したフィルムを国内外のお客様へ提供してきました。今般の採用は、アサヒ飲料株式会社の環境保全活動への積極的な取り組みに応え、ラベルメーカーとの協力の下、当社の蓄積されたフィルム製造技術を活かし、ラベル用フィルムに求められる高度な熱収縮特性、機械適性、印刷適性を満たす植物系生分解性フィルムの開発に成功したもので、この「アサヒ十六茶 愛知万博」が植物系生分解性フィルムをラベルフィルムに採用した日本で初めてのPETボトル飲料となります。
シュリンクラベル分野は、今後も採用の拡大が期待される分野であり、当社としては、フィルムの物性改良をさらに進めながら、この分野を植物系生分解性フィルム事業の1つの柱として、育てていく考えです。
※中部地区限定モデル。2リットルボトルは7月中旬から、500mlボトルは7月下旬から自然切り替えの予定。
【ご参考】
・アサヒ飲料株式会社
資本金:110億8,100万円 本社:東京都墨田区吾妻橋1-23-1 代表者:取締役社長 荻田伍
三菱樹脂(株) |2005年07月27日 12:40
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