2005年11月25日
姉歯建築事務所の構造計算書偽造は、建築士個人の主導によるものとは考えら
れない。建築士が述べている様に、建設業界の問題構造から派生した事件では
ないか。
単なる一建築士の犯罪ではないだろう、本質を見誤ってはならない。
建築主(ハウジング会社等)、施工会社(元請け)が自らの利益を拡大するた
めに、建設費を切り詰める。
そのしわ寄せを被る下請け以下は、赤字を免れるために手抜き工事をするとい
う構造が、今回の事件の引き金ではないか。
これらの構造は、公共建築では常態化していた。いわゆる団地などで壁面にク
ラックが入っているのはよく見かける光景である。
公共事業の縮小により、公共建築の下請けに関わっていた施工会社が、民間に
進出した構図が見える。
建築士の仕事は多岐にわたり、専門化・細分化している。
そのため、個人の建築士では、建築確認申請の代行等の部分的な仕事を主業務
としている所も多い。
また、コンピューターによる構造解析の技術が進んだ結果、従来では考えられ
ない意匠・構造の建築が可能になっている。近年建てられている、外国ブラン
ド製品の自社ビルなどに顕著である。
デザイン○○などと喧伝している、いわゆるアトリエ系設計事務所は、意匠の
企画のみで、構造計算は外部に委託することが大部分だ。
様々な分野の専門会社が関わる大規模建築物の建設には、全体を統括するプロ
デューサーが必要である。先に述べた外国ブランド製品の会社では、自社内に
建築部門を持つものも多い。
しかし、日本ではこのコンストラクトマネジメントの部分がお座なりにされて
、今日に至っている。
個人住宅の分野であるが、株式会社ビルダーズブリッジは創業以来、このよう
な建設業界の構図に問題提起している。
URL:http://www.b-bridge.jp/
連絡先:千葉県松戸市二ツ木1375番地4 TEL 047-349-5010 株式会社ビルダ
ーズブリッジ
土木/建築業,株式会社ビルダーズブリッジ |2005年11月25日 10:14
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