2006年12月13日
出版労連に加盟するフリーランスの職能ユニオンである「出版ネッツ」は、現
在すすめられている「教育基本法改正法案」の審議のありかたに疑問をもち、
今国会では廃案にすべきとの決議し声明を発表しました。
「教育基本法改正法案」の強行採決に抗議し、廃案を求める
出版界ではたらくフリーランスの労働組合である「出版ネッツ」は、教育基本
法改悪に反対しています。
教育基本法は戦前の軍国主義教育の反省から、平和の希求や人類福祉の理想を
唱えて、日本国憲法と一体のものとして制定されました。今国会では、そのよ
うな教育基本法を、変更が必要であるという明確な理由も示せないまま変えよ
うとしています。
「教育基本法改正法案」には、「愛国心」 の押しつけや、国家が家庭教育な
ど、教育全般に介入する文言があります。また、現法の男女共学についての規
定を削除して、教育においても格差を広げようとしています。
この法案を成立させようと不正なことが起きています。政府主催のタウンミー
ティングにおいて、改正案を支持する発言をするよう、発言者に謝礼を払って
いたなど、世論操作の問題が発覚しました。
現在、いじめによる自殺や高校での単位未履修など、教育をめぐる問題が噴出
していますが、教育基本法を変えて済むことではありませんし、軽々しく変え
るべきでもありません。むしろ教育委員会のありかたなど、教育行政が現在の
基本法に照らして間違っていないか検証し、解明すべきではないでしょうか。
こうしたなか、自民、公明の与党は審議はつくしたとして衆議院教育基本法特
別委員会で強行採決しました。およそ民主的でなければならない教育の法律制
定において、とんでもない暴挙であるといわざるをえません。
以上の理由から、強行採決に抗議し、「改正」案の廃案を強く求めます。
ユニオン出版ネットワーク (出版ネッツ)
2006年11月24日
学校/教育,ユニオン出版ネットワーク |2006年12月13日 10:26
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