インテルビダ、エルサルバドルとニカラグアに伝統医薬プロジェクトを拡大

2007年01月15日

―グアテマラでの伝統医薬プロジェクト開始から5年後― 特定非営利活動法人
インテルビダ・ジャパン(所在地:兵庫県神戸市 理事 瀧 達)は、中米に
おける伝統医薬を用いた開発プロジェクトに関して以下の通り発表した。

グアテマラにおいて伝統的な生薬(植物性物質を通しての病気の処置)を用い
た活動を始めて5年が経ち、インテルビダはこの事業をエルサルバドルとニカ
ラグアへ拡大する事を決定しました。

現在インテルビダは、グアテマラにある地域の薬草園15ヶ所を通して男女267
人に支援を供与しています。薬草や薬草から作られたもの(生薬)の科学的で
理にかなった使用を住民に推進する目的で、今年は170の地域社会の340人以上
の保健分野の促進者がこの事業で共同活動を行っています。この中米の国にお
いて通常の様々な保健プロジェクトも実施しているインテルビダは、特別な治
療を必要としない一般的な病気に関して住民の健康状態を向上させる補完的な
手段として、この事業を見なしています。

中米では極貧状態にある地域社会が存在し、その多くは保健機関や必要な医薬
品の利用が制限された、都市部から離れた所にあります。これは、治療できる
場所から距離的に離れたところにあるという事や、そこまで行くための費用や
薬を買うための経済資源などの不足が原因です。このような理由により、農村
部の人々や先住民は、不足しがちな資源の良き代わりとして、自然の伝統療法
を長い間利用してきました。

グアテマラには、現在も国の保健システムに組み込まれているような伝統的な
医療や薬草の種類が数多く存在します。事実、保健登録において薬草の包含を
伴い法律により認められた伝統療法を採用するため、現在進行中の事業が同国
に存在します。インテルビダは2005年、保健省、医薬品や薬学に関する様々な
当局、他のNGOも参加した、この取り組みに加わりました。

薬草の地域菜園からの生産プロセスは手作業であり、また現在この生産に関し
て定められた規準がないことから、この分野で活動している集団や団体は保健
登録にその生産の登録を課せられていません。しかしインテルビダはこのよう
な集団が製品を市場に出して販売できるようになり、実際のビジネスを始めら
れるよう目指しています。全ての製品は、国立研究所によって認定されるため
に、一連の品質管理(官能検査、物理化学検査、微生物検査)に通らなければ
なりません。

インテルビダの地域菜園は原料を供給し、原料はインテルビダの研究所に送ら
れて製品に転換されます。その後、地方レベルで販売されたり、当団体の保健
チームにより使用されたりします。製品のいくつかには、毛髪を補強し、抜け
毛を防いだり頭皮のトラブルを治すためのシャンプー、シラミ取りシャンプー
、気管支や呼吸器官の病気のための去痰(きょたん)シロップ、肌の疾患のた
めのクリーム、抗炎症クリーム、関節炎、慢性皮膚炎、胃の不調、いぼ、不安
神経症、不眠症のための薬、などがあります。

グアテマラでこのようなプロジェクトは好ましい成果を挙げた事によって、こ
の事業は同じくインテルビダが開発プロジェクトを実施しているエルサルバド
ルとニカラグアに拡大される予定です。

インテルビダについて

特定非営利活動法人インテルビダ・ジャパンはインテルビダの日本における法
人として2001年より日本で活動を行っています。その母体であるインテルビダ
は政治に関係のない、完全に独立した立場をとる開発NGOであり、国連の社
会経済委員会(ECOSOC)の特殊協議資格を取得しており、その目的は、世界で
最も恵まれない地域に住んでいる多くの子ども達やその家族の生活状況を改善
する事です。そのために、結果としての貧困だけではなくその原因をも緩和す
る事を目的として、様々な活動分野(保健、教育、生産、食糧保障、職業研修
、インフラ整備)に焦点を合わせた総合開発プロジェクトを運営しています。
インテルビダは、ボリビア、エクアドル、ペルー、エルサルバドル、グアテマ
ラ、ニカラグア、バングラデシュ、フィリピン、インド、マリにおいて現在活
動を行っています。世界中で40万人以上の人々が、我々の支援システムによっ
て、これらの国々のおおよそ400万人の人達に支援を差し伸べています。


NPO特定非営利活動法人インテルビダ・ジャパン |2007年01月15日 11:50

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