2007年07月20日
本資料は7月17日にニューヨークで配布された顧客への書簡を抜粋した翻訳
版となります。
謹啓
この度、ベアー・スターンズ・アセット・マネジメント(以下「BSAM」)が運
用するハイグレード・ストラクチャード・クレジット・ストラテジーズおよび
ハイグレード・ストラクチャード・クレジット・ストラテジーズ・エンハンス
ト・レバレッジ・ファンドに関する最新情報を、顧客の皆さまへご報告申し上
げます。BSAMは、両ファンドの5月および6月における2007年月末運用成績を真
摯に算定してまいりました。市場動向が一段と困難となる中、こうした作業は
以前に比べ大変時間を要するものでした。
ご存じのように、6月上旬に、両ファンドは、多くの投資家からの償還要求お
よびマージンコールに直面いたしました。両ファンドは流動性を高めるため資
産の売却を行いましたが、そのマージンに見合う充分なキャッシュを生み出す
ことはできませんでした。結果、取引関係者は担保の押収、あるいは当該ファ
ンドに対するファイナンスの終了へと動きました。6月には、両ファンドは、
資産価値の急落に見舞われ、純資産総額の損失を被りました。両ファンドのこ
うした運用成績は、多数の高格付け(AAおよびAAA)有価証券におけるバリュ
エーションのかつてない下落が一因となっております。
ファンドマネージャーおよび顧客担当者は、当該ファンドの投資家の皆さまへ
、5月および6月における運用成績の急激な悪化をお伝えしてまいりました。概
算見積では、2007年6月30日時点において、エンハンスト・レバレッジ・ファ
ンドでは投資家の皆さまにとって事実上無価値となり、またハイグレード・フ
ァンドについてもほとんど無価値となってしまいました。こうした結果を考慮
し、両ファンドを整然と段階的に縮小していくことを考えております。これは
、両ファンドの投資家の皆さまにとって非常に受け入れがたい結果となり、ま
たBSAMの全般的に堅調な運用成績を考えれば大変残念なケースであります。
ベアー・スターンズは、こうした状況の中、投資家の皆さまにとって最良とな
る結果をもたらすことができるよう努めてまいりました。6月26日には、ハイ
グレード・ファンドに対し16億ドルの担保付レポを提供しました。現在、同レ
ポ残高はおよそ14億ドルであり、弊社は、ハイグレード・ファンドはレポ枠を
充分に担保できるほど資産を有しているとの見方を維持しております。
過去数週間、弊社は、BSAM に対する投資家の皆さまの信頼を回復するために
全力を尽くしてまいりました。6月29日には、ジェフ・レーンをBSAM の会長兼
最高経営責任者に任命したことを発表いたしました。そして、当該ファンド資
産の整然とした売却を行うために、ベアー・スターンズ モーゲージ部門の責
任者であるトム・マラーノをBSAMに異動しました。BSAMにおけるリスク管理機
能が再編され、ベアー・スターンズ最高リスク管理責任者であるマイク・アリ
ックスが現在総責任者となっており、監視面での強化がなされております。さ
らに、ベアー・スターンズ前リスク管理部門の責任者であるマイク・ウィンチ
ェル(直近ではベアー・ワグナーに在籍)が、ヘッジファンドのリスク管理に
関してBSAMのコンサルタントとして任命されました。
こうした時を乗り越え、弊社は顧客の皆さまの引き続きのご支援に感謝いたし
ますとともに、皆さまのご期待に応えるために優れた商品やサービスを今後と
も提供できるよう努めてまいります。弊社のこれまでの誇りある実績を守り、
日々の努力によってお客様の信頼を回復することを最優先して取り組む所存で
す。今後とも引き続きお引き立てのほどを宜しくお願い申し上げます。
謹白
ザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インクについて
1923年に設立されたザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インク(
NYSE:BSC 総資本金:約667億ドル)は、世界中の政府機関、事業法人、金融機
関、個人投資家向けにビジネスを展開しています。同社の主要子会社であるベ
アー・スターンズ&カンパニー・インクは、企業金融、M&A、株式、債券セール
ス、トレーディング、リサーチ、個人投資家向けサービス、デリバティブ、外
国為替、先物取引、アセットマネジメント、証券代行業務などを提供していま
す。また、ザ・ベアー・スターンズ・カンパニーズ・インクは、子会社のベア
ー・スターンズ・セキュリティーズ・コーポレーションを通じ、ヘッジファン
ド、ブローカー/ディーラー、投資顧問会社に、金融・証券貸借・クリアリン
グ・サービス・技術ソリューションを提供しています。ベアー・スターンズ・
カンパニーズ・インクはニューヨークに本拠を置き、世界全域で約1万5000人
の従業員を擁しています。ベアー・スターンズに関する詳報は、当社ウェブサ
イトhttp://www.bearstearns.com をご覧下さい。
本リリースに関するお問い合わせ:
ベアー・スターンズ(ジャパン)証券会社 東京支店
コーポレート コミュニケーションズ
小河原 愛
TEL:03-3437-7878
金融/保険業,ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社 |2007年07月20日 10:43
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